ステキな映画を見ました。

あっちょ:
昨日安曇野のパー祭り(シャンティクティさん)で見た自主上映映画「カンタ!ティモール」すごくよかったです。
http://www.canta-timor.com/

 『平和とは演説じゃない。
 政策なんかじゃないんだ。
 平和とは暮らしそのもの。』

 

チョーステキな映像と、音楽。ずっと音楽が流れているイメージです。

でもその音楽はあまりに軽快で、そして美しい詩。
すべての日本人に見てもらいたいと思いました。。日本と東ティモールとのかかわり。実は非常に大きいことをご存知でしょうか。そして今もひそかに・・・。平和ボケしている私たちにも責任がある。フクシマのことも含めて、今、日本人は今までのように「見ざる。聞かざる。話さザル。」で生きていっていいのかを考えさせられる映画だと思います。

 

公式HPより:
東南アジア、東ティモールを舞台に、大地とのきずなを描くドキュメンタリー。
1999年までの24年間で人口の3分の1を失うという、狂気のような殺りくを受けた東ティモール。消えない悲しみを抱きながら、許すという選択をした人々の姿が、美しい音楽とともに綴られる。
日本が深く関わりながら、ほとんど報道されなかった東ティモール問題を取り上げた、国内初の作品。
作者らは極力通訳を介さず、住民と共に暮らす中から歌と言葉を引き出した。ゲリラ兵や、女たち、シャーマン、獄中から東ティモール独立を率いた初代大統領の貴重なインタビューが含まれる。文字を持たない口承文化特有の、詩のようにつむがれる言葉の数々が、胸に残って離れない。

ストーリー
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 東ティモールで耳にした、ある青年の歌。日本帰国後もメロディが耳に残って離れない。作者は青年を探すため島へ戻る。そして一つの旅が始まった--------。

「ねぇ仲間たち。ねぇ大人たち。僕らのあやまちを、大地は知ってるよ-------」

歌はこう始まっていた。直接的な言葉を歌えば命に危険が及ぶ、インドネシア軍事統制下にひっそりと歌われた歌だった。

青年に連れられて、作者は島の奥へと入っていく。そこに広がるのは、精霊たちと共にある暮らし。太陽に照らされた、はじけるような笑顔の人々。

その一方で、人口の3分の1の命を奪ったインドネシア軍の攻撃が濃い影を落とす。報道にのらない地下資源ビジネス、日本政府の驚くべき行動。

「悲しい。いつまでも悲しみは消えない。でもそれは怒りじゃない。」

「日本、ティモール、インドネシア。みな同じ。
母一人、父も一人。大地の子ども。
叩いちゃいけない。怒っちゃいけない。」

弾丸が飛び交う中、人々は命をわけるように助け合い、大地への感謝を歌と踊りに表し続けた。
自然を敬い、輪になって踊る、遠く懐かしい風景。

いつのまにか、ティモールの旅はそっと作者に問いかける。愛すべきふるさと、日本の島々の姿を-----。

 

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あっちょ:

家族の概念がとても広い東ティモールの人々。「姪」「おば」などの言葉が存在せず、「みんな自分の子供」「みんなおかあさん」「みんな兄弟」。「どの子も自分の子として見守る」まめでっぽうの概念は、こんなふうに社会に繋がるのか、と改めて感動しました。

 

人間は、まず必要なものをみたされないと、自分から遠く離れた事象に思いをはせることが難しいといわれています。食べるものにも困っていては、他国の紛争にまで気は配れない。では、今の日本人は、いったいどういう状態なんでしょう。

「震災復興はまだ終わっていない。日本国内のことが先だろう。」もちろん。じゃあ何を私たちはどうすればいいのか?

 

何をどう今すぐアクションしろ、というわけではない。

ただ、私たちが毎日働いて稼いだ税金は、政府を通じて世界のあちこちで、軍事利用され、罪の無い人たちが殺され続けているという事実を忘れずに、チャンスがあればなにかアクションしようという気持ちを持つことが大切ではないかと思いました。

その前に、まずは「いままでしらなかったこと」を知ろうとする姿勢を。

 

監督トーク 是非みてください!ステキな女性です。癒し系・・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=Gv7-cPNusUc&feature=relmfu

 

南島風渉さん(報道写真記者・著作「いつかロロサエの森で 東ティモール・ゼロからの出発」)の本も持ってますのでご興味のある方はお貸しいたします。

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